先日、尼崎市子ども会連絡協議会(以下、市子連)の副会長になり2年が経過しました。
近年、全国レベルで子ども会への加入者数が減少してきていますが、まだ市内で1700人以上の子どもたちが在籍し、市域全域に渡り子どもの健全育成を推進する唯一の団体だと思っています。

3月末に尼崎市社会福祉協議会(以下、市社協)の評議員会が開催され、私は市子連の副会長としてではなく、地区社協(尼崎市社会福祉協議会の副支部長)選出として、出席しました。

議案としては、例年補正予算と次年度の事業計画と次年度予算の承認を求められるのですが、今回は、「理事・監事選出規定の一部改正について」と、「評議員選出規定の一部改正について」という内容が上程されていました【添付資料A】。

削減理由として、「他市の社協と比較して構成人数が多い。全国社会福祉協議会策定の「市町村社協経営指針」を踏まえ、より多くの分野から参画を頂きたい」とのこと。【添付資料B】

中身を確認すると、理事、監事、評議員を大幅に削減する提案となっており、よくよく確認すると、市子連が評議員から外される形になっているではありませんか。。。【添付資料C】

市子連以外にも尼崎市遺族会や尼崎市少年補導委員連絡協議会、三師会の内の歯科医師会、薬剤師会も評議員から外されています。

 

 

【添付資料A】
【添付資料B】
【添付資料C】

このような話は共有されておらず、市子連の会長も評議員会へ出席されていなかったので、すぐに市子連の役員のみなさんに連絡をして、「市子連が、市社協の評議員から外される提案がされているが、話は聞いているか?」と伝えると、会長も事務局も寝耳に水で、「え?何のこと?」との反応。。。

会長に至っては、「評議員会って今日開催されているの?」と言い出しました。
開催の案内や資料が届いていないとのこと。
どうなっているのか???
評議員から外されることについて、現評議員であるのにも関わらず、事前説明すらされておらず、評議員会へも出席要請の資料すら届いていないとは。。。

この事件を市子連として各地区の代表者に共有し、4月7日に会長名で質問状として市社協へ提出しました。【添付資料D】

その後、3週間が経過し、市社協から回答書が届きましたが、内容を確認すると日本語の意味がよく分からない回答書が届きました【添付資料E】。

内容は添付資料を見てもらえればと思いますが、「貴会とのつながりは、本部社協のみならず、支部社協、連協、単協と本会のあらゆる場面で連携や協働を図っており、今後もこのつながりがかわることはなく、尼崎市の子どものたちの未来のために、本会も貴会とともに軌を一にするものであり、地域でのつながりだけでなく、全市レベルにおいても日常的な活動における連携・協働を今以上に歩んでいく所存でございます。」とのこと。

また、「本会といたしましては、貴会を排斥する意図は全くなく、むしろ日常的に支部社協との連携や協働が密であることから、社会福祉法人尼崎市社会福祉協議会評議員のご推薦をいただかないことになりましたことをご理解賜りたくお願いを申し上げますとともに、尼崎市民と子どもたちのために、なお、一層の地域福祉活動上のご尽力をお願い申し上げる所存でございます、」とあります。

これって、結局「市社協としては、評議員であることは必要ない」と言っているのですよ。外される理由も明確でないし。

・・・。

推薦いただかないことになりましたって、事前説明や確認することって必要ではないですか?普通。

複数評議員が選出されている団体の人数が削減されるのは役員数を削減し、迅速な意思決定を図るためというのは、一定理解出来ますが、市子連の様にもともと1名しか選出されていない団体が0名になるのは、団体としての「声」を届けられなくなくなり、非常に問題だと感じます。削減理由に「より多くの分野から参画を頂きたい」と述べているにも関わらず、団体数を削減するのは、言行齟齬ですよ。

市民自治のまち尼崎を標榜してずいぶんと経ちますが、本当に市民自治のまちが推進されているのか疑問になります。
みなさんはどう思いますか?

さて、どうしたものか。。。

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