みなさん"白書"って知ってますか?

Wikipediaによると、

白書(はくしょ)とは、日本の中央省庁の編集による刊行物のうち、政治社会経済の実態及び政府の施策の現状について国民に周知させることを主眼とするもの。 政府の施策についての現状分析と事後報告を中心とした公表資料であり、統計、図表、法令などのデータ集は含まれない。

とあります。

年間に多くの白書が作られるのですが、
最近、経済財政白書や労働経済白書の内容についての新聞記事が
ありました。

経済財政白書によると、
日本経済は海外からの「外的リスク」に弱く、金融部門の競争力強化や
国内市場の開放などグローバル化への対応が重要であると指摘しています。

その中でも内閣府が行った将来の社会保障制度の調査は
大変興味深いものでした。

将来の社会保障制度のあり方として、
「給付維持・負担上昇」もしくは「給付削減・負担維持」の
どちらを選ぶかというアンケートを実施したところ、
「給付削減・負担維持」が半数近くに達したという調査結果がでたようです。

少子高齢社会が到来する日本において、
給付上昇・負担削減というような夢のような話は過去のものです。

社会保障の原資は、必ず誰かが負担をしなければならず、
特定の誰かが負担するものではありません。

人口が減少するならば一人あたりの負担も増える。
当然のことなのですが、なかなか理解をしてもらえないのが実情です。

この白書を読むと今の日本の抱える問題・課題がよくわかります。
お盆で時間があるときにでもみなさんも一度ご覧になってはいかがですか?

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