今日は総務消防委員会が開催されました。

昨日の職員は逮捕され、
朝から職場であった公設卸売市場と市役所が家宅捜索が行われました。

委員会では副市長から謝罪と事件の報告がなされ、
各委員から厳しい質問がなされました。

委員会審査中に家宅捜索に総務局の総務課長が立ち会わないといけないということで
急遽、委員会を退席するなど一連の問題対応に非常に緊迫した委員会となりました。

告発状には公設卸売市場の他に競艇場、公園の清掃業務についても
記載があり、その他の部分についても調査をすべきという指摘もありました。

一つ気になったのは清掃業者にメールで価格を連絡したとの報道について
事実かどうかの質疑があったのですがその答弁で、
「メールで連絡したのは事実である。その対策として5月より上司がメールを閲覧できる
システムに変更している」との答弁がありました。

しかし、以前情報政策課に役所内のコンピュータリテラシーの現状について
ヒアリングしたところ、役職・年齢が上になるにつれてコンピュータリテラシーが
低いという結果があると聞きました。

つまり、上司がメールを閲覧できるシステムとなっていても、
上司自体がコンピュータを扱えないという問題があるということです。

情報が財産であるという点や、コンピュータのセキュリティに対する意識が
尼崎市は非常に低いことに今回の件でも気づかされます。

一般質問を通じて、情報に対する重要性やITの活用を訴え続けているのに
取り組みが進まないことが歯がゆく感じます。

でも少しずつでも、訴え続けなければ変わるものも変わらないと思うので、
訴え続けます。

今回の事件については、今後の捜査や処分などまだまだ予断を許さない
状況が続きそうです。

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