昨日、12月議会中の建設企業委員会が開催されました。

議案6件、陳情4件(新規:3件、継続:1件)の審査を行いました。

<議案>、
■第100号 尼崎市住環境市整備条例の一部を改正する条例について
■第101号 尼崎市都市美形成条例の一部を改正する条例について
■第102号 尼崎市建築物等関係事務手数料条例の一部を改正する条例について
■第103号 尼崎市屋外広告物条例の一部を改正する条例について
■第110号 訴えの提起について(建物明け渡し等請求事件)
■第111号 指定管理者の指定について(阪神尼崎駅前駐車場)

<陳情>
■第37号 庄下川の水質浄化についての陳情
■第44号 県立西武庫公園の今後のあり方についての陳情
■第45号 県立西武庫公園の今後のあり方についての陳情
■第27号 通路橋の使用料見直しについての陳情

特に議論が白熱したのが、議案第110号の訴えの提起についてです。

市営住宅の居住者で家賃滞納がひどい状況の方を訴え、
強制退去を求めるための手続きを取りたいので許可願いたいという案件でした。

11人に対して訴えを起こそうとしていましたが、そのうち3名が生活保護者ということで、
生活保護費の中の住宅扶助をもらっておきながら家賃滞納をしていると言うことが発覚しました。

詐欺とも言える状況であったので、なぜこのような事が発生しているのかという質疑が相次ぎました。

尼崎市には10813戸の市営住宅があり、
そのうち保護世帯の入居が約1700件の入居
そのうち、1200件は"管理者渡し"という
保護担当から直接市営住宅の担当へ支払われる手続きが行っています。

残り500件については
一旦受給者へ支払われてから市営住宅担当の方へ支払われているようです。

生活保護担当と市営住宅を管理する担当間で連携が取れていれば金額が少なく住んでいたこともあり、しっかりとした仕組みをつくることをもとめました。

厳しい世の中においてもみなさんが負担している税金で支えているのに、
このようなある意味"裏切り"のような行為のために、正直者が馬鹿を見る世の中には
決してしてはいけません。

今後も市営住宅のあり方については追求していきます。

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