■選挙が終わってからの戦い

今から4年前の2021年6月6日、前回の市議会議員選挙の投開票で、私は「1票差」で次点となり、惜敗をしました。通常選挙は開票結果がでれば、終わりですが、私の戦いの第2ラウンドは結果的に1年半も続きました。開票業務は、自動化が進んだものの、まだ手作業が多く、「人為的なミス」が発生することは、あまあり知られていないかもしれません。

■異議申立手続き

まず、市選挙管理委員会へ異議申立を行い、その後、兵庫県選挙管理委員会へ市選管の決定が不服である申立を行いました。県選管で、一部再開票が実施され、私も立ち会いの上、数え直しが行われました。その結果は、令和3年12月8日号外の「兵庫県公報」で公表されています。その後、高裁・最高裁まで争いましたが、結果的に覆ることがありませんでした。

■全体をふりかえって

今回分かったのは、得票判定は「人の解釈」で変わると言うことです。本来、選挙は、人によって有効・無効が発生しては、成らないはずですが、現在の選挙制度では、この解釈ブレが許容されてしまっています。民主主義のあり方について更なる検討が必要です。

■「政治」は「誰」がするかで「未来」が変わる。

一方、市議会では政務活動費の事件が発生し、議員政治倫理審査会が設置される事態になりました。

改めて「政治は誰がするかで未来が変わる」と感じます。選挙は、尼崎市の未来、直接みなさんの生活につながっています。あなたの1票を無駄にせず、一文字一文字に想いを込めて、記して下さい。誰よりも1票の重みを知る寺坂美一からのお願いです。

現在、市会議員は42名いますが、私の地域では現職は2名。多くの議員が存在するのは、様々な声を届ける必要があるからです。それが、地域偏在が起こり、市民の声が届かない状況が続いています。私は、今もこの状況を変え、地域の声が届くように活動を継続しています。ふるさとである尼崎市を更に住みよいまちにするために、皆さんも市政に注目下さい!

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