最近、twitterでの活動報告が主になっていましたが、
文字数の制限などで、Blogでじっくり報告するべき事もあると改めて感じましたので、
Blogでの報告も行っていきます。

先週末に、twitterを見ていると、大きな問題が飛び込んできました。

教員免許持たず小学校で授業 尼崎市教委気付かず 

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尼崎市立小学校に勤務していた20代後半の教諭が、教員免許18 件がないにもかかわらず、児童に指導していたことが13日、関係者への取材で分かった。大学時代に必要な教職課程が未履修だったといい、教員免許発行のために必要な書類も提出しないまま採用されていた。市教委は無免許に気付かないまま、勤務させていたという。
関係者によると、教諭は、まず理科の補助教員として小学校に勤務した。本人の要望を受け、市教委は非常勤職員として採用を決定。教諭は昨年4月、小学校に正式に赴任し、クラス担任もしたという。
しかし、教員免許18 件の発行に必要な書類を提出しないまま、勤務していたため、学校などが指摘すると「もう少し待ってください」などと繰り返し、勤務を続けていた。
市教委が問い詰めたところ、大学時代に教職課程を未履修だったことが発覚したという。
学校側は13日夕、保護者会を開き、経緯を説明する。
(2011/05/13 15:34)
その情報をみて、すぐに、教育委員会に確認をとったところ、
以下のような報告を受けました。

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尼崎市立小学校臨時講師の無資格者の採用について
1.事件の概要今年度の尼崎市立小学校非常勤講師として男性(27歳)を採用する際、必要書類である教員免許状の提出を求めたところ、期日までに提出がなされなかったため、本人に教員免許の所有を確認したところそれらを有していないことが判明した。
当該男性は教員免許を有しないまま平成22年度の1年間、尼崎市立小学校で臨時講師として採用され、クラス担任として勤務していた。
2.事件の経過当該男性を平成22年度に臨時講師として採用の手続きを行った同年3月末には、、必要書類である履歴書等は提出されたが、教員免許状の写しが未提出であつた。至急提出するように求めたところ、教員免許状は紛失したとの回答であったため、それに代わる証明書を提出するように指示したところ、当該男性も了承したことから、採用の手続きを進め、同年4月1日に採用された。採用以降も再三にわたり市教育委員会から当該男性に対しそれらの提出を求めたが、結果的には未提出となり1年間勤務し続けた。
3.今後の対応今回の内容について、平成23年5月13日(金)に当該小学校において臨時保護者説明会を開催する。
また、児童の学年課程の進級判定の最終的な決定権限は、学校長が行うものであり、当該学級においては学習指導要領で定められた教育内容を学年団で年間指導計画どおり指導ができており、進級を認めている。事件発覚後、実施したテスト等や再度記録を確認したが他の児童と遜色のないことを確認した。
しかしながら、今年度、一定期間、教員の複数配置や希望する児童については放課後の補習授業の実施を行なうなかで、基礎学力の向上の手立てを行う。
なお、当該男性の行為は教育職免許法に違反することから、市教育委員会として刑事告発するため、現在、警察署と協議中である。
4.再発防止に向けて今回の事件は、当該男性講師の虚偽の申請に基づき、採用手続きが行われたものであるが、教員免許の有無の確認を最終的に怠った事務処理に大きな問題があった。
今後、採用に関し、改めて厳正な事務処理に努めるとともに、更なるチェック機能体制を強化し再発防止に努める。
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との報告をうけました。

尼崎の教育に対する市民からの信頼が低下している中で、このような事が起こると、
さらに信用をなくすことになります。

今後の対応や再発防止策について、具体的にどのようにするのかが重要です。

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