【あまがさき地域福祉フェスタ 避難行動支援者名簿について】
第1部の事例発表が終わり、第2部の講演に入る前に尼崎市の担当者から避難行動要支援者名簿についての説明がありました。

〈避難行動要支援対象者〉
避難行動要支援者とは、災害時に避難することが困難で、特に支援を必要とする人のことです。具体的には以下の通りとなっています。
・介護保険制度の要介護認定者(要介護3以上)
・身体障害者手帳を所持する者(1・2級)
・療育手帳を所持する者(A)
・精神障害者保健福祉手帳を所持する者(1級)
・難病患者(特定医療費(指定難病)受給者等)
・65歳以上のみの世帯(1人暮らし・夫婦等)
・上記以外で特に配慮を要する者
となっています。

〈避難行動要支援者支援の仕組み〉
法に基づき、基礎自治体から(尼崎市)から避難行動要支援者へ「①同意書の送付」が行われる。
避難行動要支援者から個人情報の開示について「②本人の同意」が尼崎市へ確認される。
同意された方々の情報を「③名簿情報の提供」として避難支援等関係者へ提供されます。
その情報をもとに、避難行動要支援者と避難支援等関係者の間で「④日頃の交流」を通じてコミュニケーションがとられます。
そして、非常時に「⑤災害時の避難支援」を行い、命を守る取り組みを行うというものです。

〈避難行動要支援者の同意確認状況〉
尼崎市内93,631人の対象者へ送付。
10月末現在で、59,336人の回答があり、
「同意」50,614人(85%)
「同意しない」6,046人(10%)
「その他」2,676人(5%)
となっています。

まだまだ返送されていないものもありますが、非常に多くの皆さんが支援を希望されていることがわかります。

地域としてどのように支援をしていくか考えなければならないことが近い内に発生して行きます。

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