【市民オンブズ尼崎の「議員通信簿」について】
市民の皆さんも新聞報道やご自宅のポストに「議員通信簿」なるものが投函されているのを目にされた方もいらっしゃると思います。市民オンブズ尼崎という団体が発行しているものです。

今回、私の評価を見てみると、総合評価でワースト4位でした。

「???」

自分で言うのもなんですが、「結構頑張ってる」部類だと思っていたのですが・・・(笑)

詳細を見てみると、一般質問・代表質疑・総括質疑の回数が「6回」となっていることが影響してるようです。

一般質問は、6月、9月、12月議会で行えるため、年間3回が上限です。

個人の議員としての一般質問の上限は、「年間3回×4年」となりますので、「12回」となるのですが、4年に1度の最終の議会では一般質問が行われないので、一般質問の可能上限は「11回」となります。

また、代表質疑や総括質疑は、3月の議会でのみの特殊なもので、代表質疑は、「会派(グループ)」別で行うため、出来る方は「1名」のみ。基本的に各会派の幹事長(代表)になります。

また、総括質疑は、「各会派で3名まで」となっているため、会派が大きくなればなるほど「順番が回ってくることが難しい」ことになります。

別の要因として、私は議員任期2年目に「監査委員」を拝命、昨年の7月から「副議長」を拝命しています。

「監査委員」は、立場的に知りうる情報があるので、一般質問を控える方が望ましいという「暗黙のルール」があるため、1年間質問を控えていました。
また、「副議長」も議長を補佐し、議会全体の運営を司る事から質問を行わないことになっています。

以上のことから私は、4年間で2年間「質問することが控えるべき」状況でした。

そのような、「議会運営上のルール」が考慮されていません。つまり、この「議員通信簿」はそのようなことを全く考慮されておらず、機械的に作られていると言うことを意味しています。

基本的には、毎定例会ごとの一般質問は欠かさず行っていますので、「11回」は質問を行っていたことになれば、「24点」となり、総合評価ランキングのワーストに入ることは全くあり得ません。

また、政務活動費増額議案の賛否や、自治のまちづくり条例議案の賛否、議員ボーナスアップ議案の賛否などを点数化されていますが、特定の議案の賛否を点数化する事に対しては、違和感があります。

議員ボーナスアップ議案については、議員のボーナスだけをアップしたように捉えられかねない名称ですが、実際の中身は、行政職員の人件費の改定案です。我々議員も、「特別職の非常勤職員」にあたるため、その影響を受けるので、ボーナスアップと言われているのだと思います。

尼崎は、以前から財政難という状況から、職員人件費をカットしている経緯があります。状況が改善してきたので、行政職員のカット幅を少なくして「元の水準」に少し戻したことが「増額」なのでしょうか?

また、政務活動費の増額についても同じです。
尼崎市議会の政務活動費は、「1人あたり15万円/月」となっています。それを厳しい財政状況だから、「議会が自主的に1/2(7万5千円/月)に減額」していたものです。

減額幅を少なくした理由は、
(1) 国が「政務調査費」から「政務活動費」に制度を変更し、積極的に「事務費としての『政務活動費』」の活用ができるように改正したこと。
(2) 財政状況が以前の非常に厳しい状況から改善しつつあること。
を踏まえ、減額幅を「半額の7万円→5万円」にして「月10万円」とした経緯があります。
もちろん、必要なければ「返還」することになっているので、個人の財布が潤うこともありません(笑)

選挙で選ばれて4年間という期間、市政をお預かりする上で、政治家を評価して頂くことは必要です。むしろこのような取り組みについて啓発をして頂くことによって市民の政治意識を高めて頂くことは望ましいことでもあります。

しかし一方、民主主義の原点である「選挙に対して影響を与える」ことを認識して頂き、「公正・公平」に評価を行うことを心がけて頂くことが必要ではないでしょうか?

議員通知簿に興味のある方はこちらから。
[市民オンブズ尼崎] http://blog.livedoor.jp/obd_ama/

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