本日は、「平成」最後の天皇誕生日です。

自宅に国旗掲揚をして数年になりますが、しばしば掲揚忘れをしてしまうこともあります。しかし、本日だけは忘れるわけにはいきません。

平成が始まった当時、私は小学校6年生でした。
ニュースで小渕総理が「平成」という新元号を会見で掲げた場面を強く印象に残っています。

天皇陛下の生前の譲位って過去にあるのか?ということが気になって調べてみると、明治以前は譲位が結構多く行われていたようで、その理由として、皇位継承の争いを封じることや、仏教伝来以降、死を「汚れ」とする考え方が強まり、天皇が在位中に崩御することはタブー視されるようになったためだそうです。

しかし、明治に入り、大日本帝国憲法で、天皇の崩御によって皇位の継承を行うことが規定され、譲位を認めないことが明文化されたようです。

以後、明治・大正・昭和と150年間の間、譲位が行われていないので、私たちは天皇の譲位は異例の事という印象になっているのだと思います。

脈々と続く、皇室の伝統も知れば知るほど興味深いものがあります。

そんな平成最後の、天皇誕生日に陛下がお言葉を述べられています。
天皇陛下お誕生日に際し(平成30年) http://www.kunaicho.go.jp/page/kaiken/show/25

平成という時代を総括し、多くの災いが起こった事を挙げられ、国民の安寧を願う天皇陛下らしいお言葉だと改めて感じました。

新しい時代に、どの様な日本をつくって行くのか?
今を生きる我々がしっかりと頑張らなければなりません。

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