尼崎は市民オンブズの活動が盛んなまちでもあります。

ホームページを見てみると、
我々の任期の評価が出ていました。
「フムフム・・・。」
と目を通してみると、「なんだかなぁ・・・。」
と言う感想でした。
寺坂の評価はというと、
一般質問の回数のトップ5にランクインしました。
また、常任委員会の発言ゼロのワースト1でした。
その他にも遅刻や途中退席の評価などもありました・・・。
ただ、市民の皆さんに知っておいて欲しいのは、
この通知簿が"完全"でないこと。
途中退席が多い議員の方は、
実は病気で入院をされているケースもあります。
そんなやむにやまれない事情があるにも関わらず、
低い評価がついてしまっていることもあります。
私の部分で言うと、
評価対象となっている3年間、
常任委員会の副委員長を拝命していました。
副委員長の職責として、委員長を補佐して委員会を
円滑に進めるという命題があります。
ついては、委員会前の事前説明でほとんどの疑問点は
聞いているために解消しています。
本当に必要なことだけに絞って聞いているので、
発言回数が少なくなっているのです。
本当に必要ならば、今年度の総務消防委員会の
私の発言は非常に多くなっています。
非武装地帯宣言や公契約条例など、議論が必要なときには
時間をかけてでも質疑を行っています。
それも含めて掲載して欲しいものです。
事前説明で聞いているようなことをダラダラと時間を
かけて聞くのは、高いコストを支払っている議員や
市職員をムダに拘束するだけになります。
委員会が長ければ長いほど良いという間違った見解は
改めなければならないと感じます。
"時間はコストである"という認識が、
あるのか非常に疑問です。
また、"回数"だけを評価対象とすると、
「聞き取りにくかったからもう一度説明して下さい」と
発言しても1回の発言回数になってしまいます。
発言回数よりも、どれだけ質疑を深めることができたかという
"発言の質"の方が重要であると私は感じます。
だからこそ、
私は本当に必要なことをまとめて発言できる
一般質問にウエイトを置き、正していくという姿勢を
取っているのです。
一般質問は、常任委員会の発言と違って、
「思いつき」ですることができません。
しっかりと調査をして、"なぜそれが問題なのか"という
ことを伝えることが必要です。
つまり、準備がそれだけ必要なのです。
時間をかけ、しっかりと質疑をする。
そして方向性を正していくという、
議員としての一番の仕事を粛々淡々と行っていく。
うわべだけの通知簿からではわからないことに
どれだけの市民が気づいてくれているのだろうか。
私は尼崎市民の良識を信じたい。

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