【先輩議員が急逝されました】
1/29(日)に先輩議員である荒木伸子市議会議員が急逝されました。

1/29(日)の朝に連絡があり、「悪い冗談」かと思うと同時に信じられず、夢の中の出来事であって欲しいと祈りました。
しかし、確認をすると事実であることがわかりました。

昨日の通夜に引き続き、本日の告別式が執り行われ、ご遺族の意向から市議会を代表して、また地域である社会福祉協議会大庄支部副支部長として弔辞を行わせて頂きました。

荒木さんへの想いと共に感謝を残しておきたいので、内容を記します。

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 弔 辞

本日ここに、尼崎市議会議員 故 荒木伸子様の告別式が、厳粛に執り行われるにあたり、市議会を代表すると共に、尼崎市社会福祉協議会大庄支部を代表いたしまして、謹んで哀悼の誠を捧げます。

荒木さん、今日はいつもと同じように荒木さんと呼ばせて下さい。

先週の金曜日に会議でご一緒したのを最後に、突然の訃報に接し、この世で再びお目にかかれない事実を受け止められない自分がここにあり、深い悲しみと大きな喪失感に襲われます。

私にとって荒木さんは、厳しさの中にも温かさがあり、議会での母としてまるで息子のように可愛がって頂きました。

今回、私が議長をはじめ先輩議員が多数いらっしゃる中で、また地域で私よりも深い親交を持つ方々を差し置いて弔辞を申し上げる事に対して、荒木さんに「あんた何出しゃばってるの」と怒られる
かもしれません。

でも、せっかくご指名をいただいたので、荒木さんへ感謝を伝えたかったんです。だから、「まったくあんたは、しゃあないなぁ」といつもの様に許して下さい。

一番の荒木さんとの思い出は、平成19年の行政視察でご一緒し、私の結婚報告をした時のことです。人生経験が浅く未熟な私を心配して「あんた何言うてるの!」と叱責された後、「あんたが決めたんやったらしゃあないなぁ」と祝福してくれ、その後、家族ぐるみでお付き合い頂きました。

荒木さんは、平成5年に地域住民の厚い信任を得て、尼崎市議会議員選挙に初当選されて以来、6期23年あまりの歳月の中、副議長職を務められたのを始め、文教委員長、経済環境市民委員長、監査委員、阪神水道企業団議会議員などの要職を歴任され、豊かな識見と卓越した政治的手腕をもって、本市の発展と市民福祉の向上に、多大な貢献をしてこられました。

私は、会派を同じくし、さらに、私を新政会に所属するきっかけをつくってくれたのも荒木さんでした。新政会所属議員で力を合わせ、市政の発展のために苦楽をともにしてまいりましたので、去る1月29日、72年の生涯を閉じられましたことは誠に残念でなりません。

一方、荒木さんは大庄地区の発展のためにも尽力されてきました。
大庄西社会福祉連絡協議会、大庄西第7福祉協会、大庄地区婦人連絡協議会の会長として長年に渡り、地域に根差して多大な貢献を
してこられました。

荒木さんの業績は誠に大きく、到底この場で全てを語り尽せるものではありません。尼崎を愛し、市民のため地域のためと、常に熱く情熱を傾けておられ、本市行政が幾多の難問に直面している今日、大いにご活躍いただけるものと信じておりました。

申し上げれば限りもなく、惜別の情は尽きませんが、私は残されたご家族、ご参列のみなさまに改めて申し上げたいと思います。

荒木伸子議員は愛のある素晴らしい政治家でした。

まだまだこの尼崎を、大庄を支えて頂きたかった。こんなことを言っていると「あんた何言うてるの。若いあんたが頑張らなあかんやろ」とまた怒られるかもしれません。

私達、議員一同も一丸となって頑張ってまいります。

大庄地域のみんなで力を併せて頑張ります。

本当にありがとうございました。

ここに、荒木議員の在りし日の面影をしのび、ご功績を顕彰するともに、衷心よりご冥福をお祈り申し上げまして、弔辞といたします。

平成29年2月2日

尼崎市議会副議長
尼崎市社会福祉協議会大庄支部 副支部長
寺坂 美一
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大庄社協の藤原支部長に引き続き、地域を強力にまとめて頂いていたもうひとかたである荒木さんまでもが旅立たれました。

弔辞でも述べた通りしっかりと頑張って行きます。
本当に有り難うございました。

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