夜分遅くですが、寺坂よしかずです。
昨日、今日と尼崎市民まつりのためのプロモーションビデオの撮影に同行してました。
改めて市内をまわると尼崎市の良さ・魅力がわかります。
クタクタになりながら議会に戻ると、いきなり明日の文教委員会て議案に対して修正案が提出されるとのこと。
先日より幹事長が体調を崩しておられるので、実質的な責任者として会派の副幹事長としては申し出を正式に受けておらず、状況を掴みかねていました。
詳細が当局や議会事務局よりわかりましたが、正式な申し出はありません。
今議会に公立幼稚園が3ヶ所廃止される条例案が提出されています。
その内の一ヶ所(武庫庄幼稚園)を削除(残す)するという修正案のようです。
中身に対しては賛否両論あるので、判断が求められるのでここでは問題にしていません。
問題は、いきなり委員会当日に修正案が提出されるということです。
議会のルール的にいえば出せないことはありません。(「出してはいけない」と言う規定はないということ)
会派はそれぞれ会議で意見集約して会議に挑んでいます。
つまり、いきなり提案されても調整出来ないと言うことです。
確かに委員会運営の成り行きで、意見書の集約などで急遽調整が必要なことはありますが、今回のように9/4の議会運営委員会で議案の内示があり、一定の時間があった中で、委員会前日に修正案を準備して、委員会当日に内容が提案されるという、不可解な事になっています。
今年の2月に、我々の会派で提出した、議員条例案の時には最初の議会運営委員会で議案を提出する事を申し出て、次の議会運営委員会で議案を示し、手続きを踏みながら行っているにも関わらず、「いきなりこんなものを提出するのは如何なものか」とクレームがつきました。
しかし、今回は正式な手続きや、会派間の根回し(調整)もなく、いきなりの提案のようです。
こんなやり方をすれば、当然先に述べたように、内容云々の前に賛同できるわけもありません。
そもそも目的は何かと疑いたくなります。
本来、とても大切なコトならば準備をして、理解を求める事が必要なはずです。
そうしなければ、議会で意見が通ることありません。
更に先を読むと、目的を実現したいのかと言う思いが本当にあるのかさえ、疑わしくなります。
一方で、議論がおかしな方向に行き、「前日の3時までに提示する」等の新しい議会のルールをつくることだけは避けなければなりません。
ルールを一律に決めるということは品格のある大人がすべきことではなく、各人が「どうすればいいか」をおもんぱかれた時に初めて、ホンモノの民主主義が実現出来るのだと思います。
『社会が本当に成熟し、本物の民主主義が実現される時、法律(ルール)は必要無くなる』
と私は思っています。
まだまだ道のりは長い。