今日は総務消防委員会の所管する施設や推進するまちづくり、
入札室などの視察を行いました。

議事堂前に集合して、まずは阪神尼崎駅の近くにある防災センターへ。
委員長の挨拶にはじまり、現在の取り組み概要について説明して頂きました。

その後、まず防災備品の管理庫を見学させていただきました。

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きちんと整理され、非常時には持ち出しができるように準備されていました。
中身としては食料やけがをしたときの応急処置の用品や情報をとるための
ラジオやメモ用紙・ペンなどの必要なときに見あたらないというものまで、
一つにパッキングされていました。

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次に、市内の119番通報を受け、救急・消防隊へ指令を出す
通信指令室を見学しました。

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昨年1年間に救急車が出動した件数は、22466件で4年連続で2万件を
超えている状況です。
一方、市内には7台の救急車しかなく、以前に比べて救急車が現場到着に
時間がかかっています。
しかも救急車を利用した人の約半数は入院の必要のない軽症者であったとの
報告も出ています。

安心・安全を守るのは自治体の責務ですが、
我々市民の側も考え直す必要性があるように感じました。

通信指令室の見学の後、防災センター裏側へ移動しました。

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そこには整列をした消防隊員がおり、はしご車に搭乗させて頂きました。
若手と言うこともあり、一番最初に乗せて頂きました。
下の写真は地上30m程度の所から東側(大阪方面)を見たときの写真です。
周辺にマンションやビルがあったのでそれほど恐怖感はありませんでしたが、
周りに何もないところでは怖くて上れそうにありません。。。

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下を見ると・・・。

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人がごま粒の様に小さく見えました。。。
高所恐怖症の方にとってはショッキングな写真かもしれません。

写真ではわからないと思いますが、風が吹くとはしごが揺れます。
この日は風がほとんど無かったので、あまり揺れませんでしたが、
火災は風がない日に起こるわけではありません。
隊員の方のご苦労がよくわかりました。

その後、場所を移動して明倫中学校の跡地活用でできた町を
視察しました。

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蓬川のほとりの明倫中学校の跡地がきれいな町になっています。
道路も広く、快適なまちとなっています。
なんだかプラモデルやコンピュータグラフィックで描かれた
町にも見えます。。。

しかし、再開発されたところと隣接している地域との差(道路幅や景観など)が
大きく、なんだか新しいところが浮いているように見えたのは私だけでしょうか・・・。

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施設の一角には、
まちかど図書館という地域の方も利用できる図書施設が開設していました。
まだ、オープンして間もなく、蔵書については寄贈されたものということもあり、
蔵書数としては少ない状況ですが、地域にこのような場があるのは良いことであると
感じました。

午前中は、ここでいったん終了して、昼から市役所内にある入札室の視察に
なりました。

入札の模擬体験をさせてもらいました。

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下の様な入札表に社名と金額などを記入して上の写真の入札箱に
入れ、開札が行われます。

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そして、最低金額を入れた業者が落札業者となる仕組みです。

総務消防委員会はまちづくりから消防、入札などの契約関係など
幅広い業務を担当する委員会であるということが今日の視察を通じて
わかりました。

行政機構の核となる部分でもあるのでしっかりと議論していきたいと
思います。

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